2015年1月1日木曜日

2014年買ってよかったものシリーズ

去年のエントリに引き続き。

買ってよかった携帯電話

HTC One_M8

ちょいちょいトラブルもあったのでチョット悩みますが、M8で。

去年も〝携帯電話のカメラをよく使う〟と書いていますが、相変わらずカメラをよく使うながらも、はっきりとメモ程度にしています。M7よりは数百倍よくなっていますが、まだ〝カメラ〟として記録用に(ソニーの言うところの〝思い出画質〟と)するには弱いと思います(今はそういうシーンではiPhone 6 Plusを使っています)。

Xperia Z1からの買い換えですので、Z1から(これも去年書いてますが)「重い」というのがはっきりと改善されました。171g→160gなので公称どおりでも11g差ですが、軽いです。あと薄い。

あと、メインの携帯電話を変更しようとするとFelicaの移動が本当にクソめんどくさかったんですが、今回で完全に切り離されたので、もし何らかのトラブルがあっても移行しやすくなりました。あとクソめんどくさいのLINEだよな……

買ってよかったファブレット

Apple iPhone 6 Plus

今年はタブレットを買っていないので、Xperia Z UltraかiPhone 6 Plusか悩みます。Xperia Z Ultraは本当に素晴らしい端末で、これを持ち歩かない日は1日もありません。これに変わる画面サイズはないので本当に悩ましい。悩みますが、iPad miniを切り捨てるに値したiPhone 6 Plusを選びました。Xperia Z UltraはiPadの代わりにはならないんだよね。

iPhoneファミリでは初めてホーム画面が横画面に対応したり、設定画面が2ペインになったりしました。今までなんでできなかったんだよバーカという気もしますが、横画面対応が進んだのでようやく使い方が持ち方に左右されなくなりました。Androidに比べて5万年遅い。

カメラはXperia Z3ファミリと同じモジュールと目されますが、あちらのようにやたら暗所撮影で白く持ち上げたりしないので、自然な夜景が撮れます。Z3 ああじゃなきゃ買ったんだけどな……

よく言われる、レンズカバーガラスが出っ張ってるのは、純正ケースを使っているので気にならないです。

App Storeではだいぶ勢いが落ちてきている某リズムアクションソーシャルゲームは、とうとうちゃんと指で押せるようになりました。iPhone 5系までは指で押せなくて本当につらかった。これでiPad捨てていいやと思いました。

なお、iPadはSIMを挿してカバンに突っ込みっぱなしでテザリングしっぱなしにする用途に向いていましたが、これはiPhone 6 Plusも同様です。バッテリー容量が大きいので1日Wi-Fiテザリングしっぱなしでも問題ない。SIMフリー版なので、香港でも役に立ちました。

買ってよかったPC

Microsoft Surface Pro 3

2014年、パココン1台しか買ってないので選びようがなかった。ただ、買って後悔したというのは一瞬たりとてなかったので、買ってよかったPCです。

十数年もWindowsから離れていましたが、逆を言えばその間にミッションクリティカルな業務に必要な環境はすべてMacに移行したので、Windowsでは難しいことをする必要がなくなった。それから、所詮は〝モバイルPC〟がMacBook Pro 15 Retinaの最上位構成に敵うことは絶対にないので、用途ははっきり分けるべきでした。

ピュアタブレットとして使おうとしてはいけないと思います。ペンもWacom feelITと比べると格段にしょぼいし、タッチパネルもiPadのような精度を期待すると落胆します。ですので、このPCの完成形は純正の『Type Cover』装着状態です。

Type Coverのタッチパッドはしょぼいとは思いますが、これはThinkPadのTrackPointとかMacBookのTrackpadと比較してはいけません。ASUSとかHPのゴミのタッチパッドだと思えばそれほど気にならない。

タッチパネルを使わないと割り切るとWindowsのいわゆる〝100%表示〟が使えるようになるので、12インチで2560x1440ピクセルの広大な画面が使えるようになります。FHDを超えてそこそこ表示がきれいなLCDを持つノートPCは少ないので、Surface Pro 3のメリットが活きてきます。また、こういう使い方だと比較的高いと言われる本体裏面の表面温度も気になりません。

本体裏面のキックスタンドは本当に可動範囲が広いので、タブレット系のPCとしては唯一〝本当に〟膝上で使えるのではないでしょうか。これで緊急時に膝上でタッチキーボードオンリー、ということもできます。360度折れ曲がったり細い枝みたいなスタンドが付いてるだけの、そこらの2-in-1デバイスとはひと味違います。

Type Coverのキーボードは、実はMacBook Airなんかよりはずっといいと思います。あんな指と肩が痛くなるような底突きの強いキーボードではないので、そこそこ文字を打とうという気になれます。

買ってよかったレンズ

Sony E18-200mm F3.5-6.3 OSS (SEL18200)

カメラを買っていないのでレンズで。

ソニーのEマウントレンズにはいわゆる〝サンニッパ〟がないので、テレ端300mm相当だと(F2.8を捨てて)選択肢は事実上これしかありません(※他にGレンズには全域F4のSEL70200Gもありますが、重量があるのでレンズ側の三脚が前提です)。

あと、こんな超望遠なのにファストハイブリッドAFに対応しているのはパッと撮りたいときに大きい。

お値段は(純正Eマウントレンズとしては)そこそこですが、写りとしては標準キットズームレンズの『SELP1650』のテレ端をそのまま拡大したような感じです。テレ端がこんなに要らなければ全域F4で約160mm相当の『SELP18105G』あたりのほうがいいと思います。

買ってよかったオーディオ機器

Westone UM pro50

オーディオ機器もこれしか買ってないじゃん。選ぶ余地がなかった。

UM pro30みたいに突出したよさがあるというよりは、全域で非常に無難です。モニタとしては本当に高性能で本当に何もかもフラットなので、リスニングに使いたかったらイコライザでどうにかしたりアンプでどうにかしたりしてください、という感じ。

SHUREユーザーだった時代から長年使い続けてきた、もうモデルチェンジでラインアップからなくなってしまったオヤイデ『HPC-SE』のプラグ部分がだいぶ経年劣化したので、作り直したりしました。

すぐにユニットが死んでしまったUM pro30と違って、今のところ故障はしていません。ユニットがチョット大きいんだけど、フィット感はpro30よりいいんじゃないかと。これ以上を望むなら、ユニバーサルIEMじゃなくカスタムIEMを使うべきですね。

あ、Harman/Kardon Onyx Studioも買ったような気がしてきた(その変な使い方はこちらのエントリで)。

総括

機器構成がわりと固まってしまったので、ちょいちょい更新があった程度で新しくガラッと違うものを買いました、みたいなのがなかった。2015年はもっと機器更新が少ないかも(気持ち的には携帯電話がXperia Z4になるかも、程度です)。

代替品が考えつかないXperia Z UltraはC6833からSOL24に買い換えたりしていて、本当はこれが2014年のベストバイなのかも知れない。本当にサイズ感が絶妙です。

ちなみに、2013年から2014年を飛び越えて維持されたデバイスとして、iPhone 5cがあります(2月に買った家内のものとは違って)。白あまり好きじゃないし買い換えたい買い換えたいみたいなのずっと思いながら、5c発売直後からの惰性で使い続けてしまった。