最近のGalaxyはベトナム製のことが多くて、以前のように中華パーツがあまり流通しておらず、パーツを仕入れるのに結構苦労します。今回はアメリカから日本へ発送してくれる業者を探して、そのルートでバッテリーを輸送しました。ただ、一回は名前にスペルミスがあって日本到着後に「宛先訪ね当たらず」で返送されてしまい、もう一度送ってもらったので時間かかった。
中に入っているのは中華バッテリーですが、これが全然中国国内で売られていない…… 米国ルートだとバッテリー本体より高い送料を払うことになるのでかなり上級者向けですね。
さて Galaxy S6 edge+ の分解は、背面ガラスからアクセスしていきます。背面ガラスをドライヤーなどで温め、浮いてきたところからスクレイパー(ぼくはブラックスティック)を差し入れていき、全体の両面テープ留め箇所を剥がしていきます。
剥がせたらネジを14本くらい外して、ミドルフレームを取り外します。これでバッテリーにアクセスできるようになります。古いバッテリーを取り外して、新しいバッテリーを取り付けるだけなので難しいことはないでしょう。終わったら逆の手順で組み上げればOKです。
ぼくのように雑に作業すると、背面ガラスに保護ガラスフィルムを貼っている場合(お客さんのなら剥がすけど)、フィルムのほうがバキバキに割れます。これは一般にガラスフィルムのほうが本体ガラスより弱いからですが、逆だった場合は本体ガラスがバキバキと割れていきますので注意してください。
満充電して夜寝て朝起きるともう15%切ってるような状態でしたが、朝に80%以上も残っていて成果としては大変満足です。