iPad Pro 10.5-inchが発表されてすごい魅力的なんですが、一点気になることがあってMicrosoft OfficeがOffice 365 サブスクリプションでないと使えなくなってしまうんですよね(無償で利用できるのは10.1インチ端末まで)。ぼくはOfficeを買い切り型で買っているのでサブスクリプションを組まないとならないのはちょっと困る。
そのうちライセンス体系が改定されることに期待して、とりあえず9.7-inch版を入手することにしました。もう色を選べる状況ではないので、容量を決めたらほぼ自動的にシルバーになった。
オプション品で悩む
iPad Air 2を手放したときに残したものはSmart Caseだけなんですが、iPad ProにはSmart Caseがなくて、Smart CoverとSilicorn Caseの組み合わせにするしかない。さすがにこの組み合わせは分厚すぎるので背面はフィルム(MIYAVIX OverLay Plus)にすることにして、Smart Coverだけにしました。Smart Coverも本革のものはなくてシリコンだけ。うーむ。
キーボードはSmart Keyboardも魅力的なんだけど、Microsoft Universal Mobile KeyboardのUS配列版を使っていて、これは非常に使いやすいキーボードなので、どうしても欲しい感じではなかった。
その代わり、Apple Pencilは同時に購入しました。いつだってイラスト作業はしたい。このデバイス、本当に入力デバイスとしては優秀だと思うんですよ。
ツールで悩む
Apple Pencil対応のアプリは色々出てはいるんですが、筆圧や傾き検知などの実装は実質アプリ任せなので、引ける線の感覚はアプリによって割と差が出ます。
もちろん標準の『メモ』がもっとも対応としては優れていて、標準メモがPSDエクスポートできればいいじゃんとか思わないではないんですが、そんなことはできないので他のツールを探ります。
『Adobe Sketch』『Procreate』『SketchBook』『ibisPaint』と比較して、線がもっとも素直なのはAdobe Sketchだと思います。これは他のAdobe製品との連携も取れるのでよい。色のブレンドなんかが良いのはibisPaintだと思います。これは今度はCLIP STUDIO PAINTと連携が取れるので、ポストプロセスをPCに丸投げできる。どちらも代表的なツールと連携できるのは強みだと思うし、今後も切磋琢磨されていくとよいですね。
ProcreateやSketchBookは、あまり日本的なイラストレーションには向いてないと思う。写実的なスケッチには向くんですが、淡い表現がやりにくのでいわゆるアニメ絵に近いものは苦手な感じがある。
テキストを書くのは『Byword』がかなりよいのであまり悩む必要がない。ぼくはだいたいなんでもMarkdownで書きます。Dropbox上にあるテキストやMarkdownをそのまま編集できるのはすごく便利です。
本当は標準のIMがお馬鹿なので『ATOK Pad』がよいのですが、事実上死んでしまったEvernote連携しかないのと、32ビットアプリのままアップデートされていなくてiOS 11で死んでしまうアプリなので、もう人におすすめすることができなくて残念。