2018年11月27日火曜日

Sony Xperia XZ2 SoftBank 702SO

アフィリエイトサイトがMi Mix 2sやOnePlus 6を3万円台で激安だと騒ぎ立てる中、同等以上のスペックでもっと安くて手軽に手に入る端末があるのをみなさんはご存知ですか? その名をXperia XZ2と申します。

もう中古相場が2万円代後半などに落ちてきていて、Snapdragon 845搭載ハイエンドとは、というお気持ちになります。不人気機種とはいえ、かなりのお値打ち感だと思います。

ぼくはバックガラスにカギ傷があるのを格安で入手しました。どうせフィルム貼っちゃうので目立たない。

この機種自体については、過去にレビューしていますね。今回は国内モデルのソフトバンク版です。メインメモリが2GB少なく、4GB/64GBであることが大きな違いですかね。

キャリアによるプリインストールアプリ、いわゆるブロートウェアがそれなりにたくさん入っていますが、ほとんどはアンインストールでき、アンインストールできないものも9割がた無効化できます。ソフトバンク版は純正に近くて楽でよい。

非公式なSIMロック解除について

ソフトバンク版のXperiaは、KDDI版と違ってPUKによるSIMアンロックが塞がれていなくて、非公式なSIMロック解除が行なえます。KDDI版はOTAでのSIMロック解除になっているため、エンドユーザーは手出しができません。

ショップですぐできる公式ロック解除と違って、コード発行までどこも3~4日かかりますが、最近のXperiaは同系端末の違うROMを素直に焼くことができなくなってしまったので(※例えばソフトバンク版の端末にドコモ版のROMを焼くことができない)、純正状態のまま非公式なSIMロック解除ができることはわりと重要なポイントだと思います。

なお、ソフトバンク網のMVNO (Y! mobileやLINEモバイルのような)で使う場合はSIMロック解除する必要はないです。ここもKDDIとの違い。

sim-unlock.net などでコードを購入し(2千円代後半です)、コードが届いたら他社SIMを挿して起動させ、SPCKを入力します(通常はSIMロック画面がポップアップしますが、来ない場合は #987654321# で出るはずです)。

そう、ソフトバンクのロックは以前はNSCKだったのですが、XZ1以降はSPCKになったのです。これは ##7378423## からの Service Info - SIM Lock で確認できます。たぶん、Y! mobile SIM (旧EMOBILEのSIM)への対応などの絡みでしょう。

Android 9.0へのアップデートが待たれるが……やってきた(11/28追記)

KDDIのXZ2にはすでにAndroid 9.0へのアップデートが来ていますが、ドコモ版(SO-03K)やソフトバンク版は現状ではまだ来ていません。いつも遅いので仕方ないのですが、このあたりはキャリアの購買力の違いでしょうか。

11/28追記: ソフトバンク版には11/28付でAndroid 9へのアップデートが提供開始となりました。ノッチはないのに、時計が左上になり、ピクトが右上となったのがもっとも大きな違いです。

更新は通常のAndroid画面のまま行われ、30分程度で終了します。個人的には、メジャーアップデートなのにリカバリ画面へ行かないのが特徴だと思いました。