2015年4月22日水曜日

Xiaomi Redmi 2

Redmi 2 割とよいと思っていて〝買うなら黒だな〟って思ってたら台湾旅行中に見かけたので。中国以外では白と黒しか売ってないっぽくて、しかも黒は公式サイトにもチラッと写真あるだけなので本当にあるのか実物見るまで疑わしい感じだった(実際には買った黒以外1台も見かけなかった)。

新品3990NTDに同行者が欲しがっていたASUS ZenPower (699NTD)を合計して4500NTDに負けさせていい感じに平らにしたので、だいたい3800NTDくらい。液晶保護フィルムが100NTDでわりといい値段した(アジアでよくある、言わんでも勝手に貼ってくれるやつ)。

本体のレビジョンが2014817なので、香港やシンガポールなどと同じアジア版みたい。つまり、LTE B3/B7/B26のやつだと思います。香港と中国と台湾で雑に使いたいやつなので、日本はどうでもよい。

そのままFarEasToneに持ち込んで4G LTEのプリペイドSIMを発行してもらった。500NTDで1ヶ月使い放題、安い。1ヶ月使わないけど。

本体の質感は、これが1万円台の電話機だと考えると信じられないくらい工作精度が高い。日本のMVNOコーナーに並んでいる電話機で、これに対抗できるものは少ないのでは。

Snapdragon 610でメモリ1GBにHD画面なので、割とサクサク動きます。体感的にはSnapdragon S4 Proあたりの機種くらい。たぶんメモリ2GBならなおよかった。

MIUIは初期とは比べものにならないほどよく練り込まれたインタフェースになっていて、わざわざGoogleの副社長の座を辞してまでXiaomiへ行ったHugo Barraは、Androidのこういうところに納得がいっていなかったのだなということがよくわかります。

rooted

最初からBootloader Unlocked (BLU)なので、CWMかTWRPを入れて、supersu.zipを導入するだけです。CWMを使わないのでそっちはわかりませんが、少なくともTWRPならSuperSUが入っていなければ入れるかどうか最後に聞いてくるはず。

adb reboot bootloader
fastboot flash recovery hoge.img

TWRPのほうが好きなので、TWRPを入れたら中国語化されていて見た目がすごく怪しい。でもまあ動きます。

eMMCのブロック構成
ls -al /dev/block/bootdevice/by-name/

……でだいたいわかる。

LTE_B1

気休めの呪文なのでワンチャンないかもしれない。

getprop sys.usb.config で今のモードが〝mtp,adb〟だということが分かると思うので、これをdiagモードに切り替える。

setprop sys.usb.config diag,adb

Windowsの人はドライバ要るらしいので、Mi2あたりのDIAGドライバを探すといいんじゃないでしょうか。

LTEのBC Configが書かれているのは #6828。追加でB1のbitを立ててみる(値はリトルエンディアンです)。

11000100 (C4)
→ 11000101 (C5)

終わったら値を書き込んで、USBのモードを戻して再起動。

setprop sys.usb.config mtp,adb
adb reboot

たぶん本当に気休めだと思います。