Android 6へのアップデートもやってきてTWRPも書き込んで、さあrootedや! と思ってSuperSUを書き込むと死んでしまうことがあります。これはSuperSUがブート領域にまで手を出すからなんですが、復旧方法があまり知られていないので詰むことが多いと思います。
SuperSUが一応バックアップを作ってくれているので、それを書き込めば起動できる状態に戻ります。
TWRPなども起動できなくなっているはずなので、何らかの形でfastbootへ入って以下のようにPC上のイメージからTWRPを起動させます(fastbootへ入れない機種の場合は、もう完全に詰んでいます)。
$ fastboot boot twrp.img
端末本体から起動するより時間がかかります。それでも5分とかかかることはないので、そういうときはもう一度最初から。
取り出したいイメージファイルは端末の /data の中にあります。adb shellなどからlsコマンドなどでファイル名を確認してから、PC上で以下のようにして取り出せます。
$ adb pull /data/stock_boot_****.img.gz
ファイルはgzip形式で固められているので、これを解凍してからまたfastbootへ。
$ adb reboot bootloader
以下のようにして解凍したイメージを書き込むことで、端末を起動できる状態へ持っていけるはずです。
$ fastboot flash boot stock_boot_****.img
HTC端末の場合はRUUモードでないとbootへは書き込めないので、 fastboot oem rebootRUU でモードに入っておいてください。