2017年2月9日木曜日

Xiaomi Mi Notebook Air 12.5 (小米筆記本電脳 Air 12)

春節の祝賀品なのでゴールド。日本語圏で話題になったことはあまりない気がしますが、Xiaomiはノート型PCも作っています。スマートフォンメーカーのノート型PCなので、立場的にはHuawei MateBookと似たような感じですね。だいたい5万円くらい。

タブレット寄りの2-in-1であるMateBookとは異なり、Mi Notebook Airは従来型のノート型PCです。見た目はGolilla Glassでタッチパネルっぽいけどタッチパネルではない。

ODM元は北京田米科技有限公司(Timi)。Designed by Xiaomi in Beijing. です。

見た目といえば、外見はMacBook AirやMacBookよりはMacBook Proっぽい。Airという名前から想像されるより、結構角ばったデザインです。超狭縁なLCDで画面サイズも同一なので、サイズ感はほぼMacBook。Core mファミリなのも一緒です。
なお、Mi Notebook Airには13.3型もあって、そちらはCore i5にnVidiaのディスクリートGPUなので、よりMacBook Proっぽいです。

この値段でFull HDだしキーボードバックライト付きだしガラストラックパッドだしSSDもPCIe接続だし、パッと思いつく文句の付けようはほとんどない感じですね。日本でも売ればいい。

キーボードは、MacBookよりは(USB-Cでないほうの) MacBook Proを彷彿させるクリック感のある静音キーボードです。打鍵感としては好み。ピッチはフルサイズではなさそう。

Core mなので、Apple USB-C電源アダプタの29W (MacBook用)で行けるかなと思ったら、61W (MacBook Pro 13用)じゃないとダメでした。実際はもうちょっと低いかも(45Wとかなのでは)。まあ、アダプタ使い回せて USB PD 本当に便利。

Windows 10 Homeは中国版なので、設定から日本語化してやる必要があります。ぼくはそのままでも使えるけど普通の人は困る。そのわりにキーボードはUS ASCII配列で、ピンインが書かれていなくてびっくりした。
Anniversary Update (Version 1607)は当たっていないので、Windows Updateにちょっと時間がかかる。

あと、これはお国柄なのかもしれないけど、最初に起動したらadminというユーザー名でパスワードなしでログインされるので、日本的な感覚ではちょっと引く。

5000mAhあるバッテリーの稼働時間はぼくの使い方で8〜10時間くらい。Core m機は本当に長時間稼働してくれていいですね。
純正のACアダプタはケーブルが完全分離式ではないので持ち歩きには向かないけど、まあフルデイバッテリーと言っても過言でないし、ふだんはACアダプタ要らなさそう。

重量は1.07㎏とサイズからすれば特に軽いわけでもないですが、トータルの性能などを鑑みればVAIO Xなどをリプレースする目的なら充分アリかなと思わせてくれます。安いしね。