我が家には、すでにHTV31が1台・同系の台湾版 B830x (基板が壊れている)が1台あります。今回、画面が壊れているHTV31を入手したので同系機が3台になりました。
何をしたかったかというと、組み合わせて直すのはもちろんそうなのですが、HTC U11がケースに入れてちょうどこれくらいの大きさになると思うので、慣れたかった。
ところで、HTCといえば分解が複雑で困難、そして基板の実装もどうしてこんな設計に? と疑問符のつく機種が多いのですが、この機種の基板はとても実装がシンプルになっていて、なんとNFC/SNFCがドーターカードとして分離しています。これが何を意味するかというと、日本版と国際版を作るにあたって、メインボードは同一でよいということ。
なので、(中華圏で使う場合はSNFC=おサイフケータイ=は不要なので) B830xのメインボードから取り外したNFCカードを今回のHTV31のメインボードに取り付けました。これでS-OFFしてCIDとMIDを書き換えれば、あとはROM焼きだけで完全な台湾版になるという美しい話。今までSNFCを起こすために皆散々苦労してきたのは何だったのか。
あ、ドーターカードの外見はまったく一緒なので、間違えないように注意ね(B830xを持っている人のほうが少数だろうけども)。