Apple Watch Series 2のバッテリーの心許なさとApple Payの柔軟性のなさに疲れたので、シンプルな〝通知が受けられる時計〟が欲しくて、そういえばMi Band 2があるじゃんとなりました。
Mi Band 2は、いわゆるアクティビティトラッカーです。人間の活動量や心拍数、消費カロリーなどを管理してくれます。Apple Watchと大きく違うのは、本体サイズもそうですが有機ELを採用した必要最小限のディスプレイですね。
トラッキングできるデータは、歩数・移動距離・消費カロリー・心拍数とシンプル。3軸でなく2軸で、上降した段数みたいなのは無理です。何よりも価格が日本円換算で2千円台の前のほうなので、高機能さは求めるものでない。
XiaomiなのでもちろんODM品で、製造元は安徽华米信息科技有限公司(Huami)。スマートデバイスの開発に実績のある製造メーカーです。
Mi Band 2、割とAndroidでの使用例はいっぱいあるのですが、iOSでの使用例はほとんど見つけられなかったので、そこら辺を書いておきたいと思います。
純正アプリ『Mi Fit』を使うのは同じです。AndroidだとGoogle Fitと同期できますが、iOSでは『ヘルスケア』と同期できるようになっています。OSプリインストールのヘルスケアなので、つまりApple Watchから継続してデータロギングができる。
反面、通知の転送に制約があって、あらかじめ決められたアプリしかBand側へ通知されません。LINEやTwitterは行けるわりにGoogle Hangoutsが通知されなくて困った(いずれも中国では規制があるので、単純に怠慢だと思う)。
Mi Fit自体の作りはAndroidもiOSもほとんど違いはないので、よく使う端末にペアリングすれば(そして、それがAndroidならなお)よさそう。アプリからFeedbackが送れるので、対応してほしいアプリをがんがん送ることにしましょう。