Huaweiのイヤホンをいただきました。『AM12 Plus』という名前だそうです。
市販価格は換算3,000円程度のイヤホンで、オランダ製。〝Honor Engine〟という謎のサウンドエンジンを積んでいるようです。……どこに?
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パッケージングがこじゃれているなと思ったら、これハウジングの形をしているんですね。
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本物のハウジングはアルミ製。角のダイヤモンドカットはHuawei製品(そしてApple製品)でおなじみのあれですね。
イヤースピーカー部分には金属メッシュが貼られていて、ダストガードになっています。
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コードが紐っぽく見えるのですが、これは模様でシリコンゴム製です。Y字分岐の根元に当たる部分にはリモコンが鎮座していますが、これはなんとiPhone用です。Androidでは音量ボタン部は使えない。
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プラグ部分はこの価格帯では珍しく金メッキ。
過去のエントリでXiaomi『In-Ear Headphones Pro』をレビューしていますが、価格帯的にはモロにぶつかります。しかし、あちらはBA+ダイナミックのハイブリッド、こちらはダイナミックオンリー。iPhone向けでダイナミックと言えば、標準添付のApple『EarPods』があります。アンダー5,000円クラスと来ればEarPods対抗、はたしてアレらに勝てるサウンドなのでしょうか……?
結論から申し上げますと、意外と健闘していると思います。往年のソニーのようにドンドンシャリシャリしているわけではありません。確かに中音域はスカスカなのですが、低音はそれほど強くなく、高音を伸びやかに鳴らします。あまりダイナミックっぽくありません。
全体としてはPanasonicやJVCの同価格帯のイヤホンに似た感じがあります。大衆受けする味付け。コンビニで買えそうなサウンドです。
ところでHuaweiは高級ラインのイヤホン(华为主动降噪耳机2=Huawei Active Noise Cancelling Headphones 2)も作っていて、そちらはデジタルノイズキャンセルも付いた本格派です。まだ現物を見たことはないのですが、BAドライバのようなのでまったく異なるチューニングとなっているのではないでしょうか。