2016年12月22日木曜日

SHARP/SoftBank AQUOS 304SH

以前にエントリを上げたLG/KDDI isai LGL22が、携帯電話ネットワークにつながっていると異常なバッテリー消費のようなので(Wi-Fi/Bluetoothは問題ない)、あまり扱ったことのない日本メーカー製携帯電話に手を出してみました。

AQUOS(のアンロック版)は中国では(AppleやXiaomi、Samsungの三強を除けば)非常にメジャーな携帯電話で、日本の3キャリアロゴ入りのAQUOS PHONE時代のものから現行のものまで幅広く売られています。ケースやフィルムも日本より多く売られているかもしれません。

SIMロック解除

2015年5月以降に販売された個体で、ネットワーク利用制限のない状態なら、SoftBankオフィシャルで解除できます。ショップで3,000円+消費税を支払うのみです。@sfunlocker さんのようなSIMロック解除業者での扱いもありまして、2015年5月以前に発売された個体やいわゆる赤ロムなどの場合は有用なのではないでしょうか。

rooted

root権限の奪取に関しては、日本国内での成功事例がないようです(当初のファームウェアではKingRootなどでの成功事例が報告されていました)。

中国では @tewilove さんが成功しています(〜最新版S0026まで)。304SHだけでなく、日本キャリアのAQUOSやARROWSなどの(異常な量と言っても過言でないほど)対応をされています。

わずかばかりながらですが25CNY(2016年12月現在、約400円強)の有償で、中国語なので若干敷居が高いのですが、IMEIを付記してtaobaoでalipayを使って支払うか、taobaoの代理購入業者などを使うなどでPayPalやVISA/Masterなどのクレジットカードを利用して支払うことができます(中国国内の銀行口座を持っていれば、taobaoで直接購入するのが最も楽です)。

商品ページに書かれている機種(今回は304SH)用のapkを端末にインストールして待っていると、8文字のパスワードを送ってもらえますので、それを端末にインストールされた『304SH(Root)』というアプリを起動して入力し、[ROOT]ボタンを押します。

これで、恒久rooted状態とTWRPリカバリがインストールされた状態となります。SHのAndroid Recoveryはほぼ何もできないものなので、これでカスタムROMなどを書き込むことができるようになります(といっても端末を中国語化するものが大半ですが)。

静かなカメラを実現する

/system/media/audio/ui/camera* と /system/media/.sharp_audio/ui/camera* を削除したり0バイトのファイルに置き換えたりすればよいと思います。