2016年12月27日火曜日

Huawei MateBook

予定調和みたいな感じですが、ちらっと予告(予言?)していたとおりHuawei MateBookです。グレーでCore m5 1.1GHz/4GB/128GBと別売りアクセサリのMatePenという構成。同時購入キャンペーンみたいなのあったけどPortfolio KeyboardとMateDockは買っていない。

12インチタブレットって案外ボリュームゾーンで、2-in-1を含めると各社からたくさんリリースされている。MateBookはその中では薄型軽量を謳っているほうの部類で、実際に6.9mmフラットで公称640gなので、携帯電話並かそれ以上に薄い筐体へWindows 10 (x64)がインストールされ、公称9時間稼働を実現していることになります。

なお、MateBook Portfolio Keyboardは公称500gなので、両方合わせて1140g。12インチのパココンとしては充分現実味のある値ではないでしょうか。

サイドの音量ボタンの間に指紋認証ユニットがあるのも地味に便利で、Windows Helloを利用してワンタップでWindowsにサインインできたりします。指紋認証の時間がHuawei P9なんかと一緒で速い。

ペンの話

純正『MatePen』はWACOMの技術で作られたスタイラスペンで、2048段階の筆圧検知のペン先と、プレゼン用リモコン、そしてレーザーポインタが付いています。

もちろん絵も(かなり綿密に)描けますが、OneNoteでデジタルノートを取ってPowerPointにまとめる、そしてプレゼンする、といった作業が流れでやりやすそうな印象です。

レーザーポインタは本来の用途以外に、猫と遊ぶのに向いているので我が家的にはよいガジェットでした。

ペン自体はfeelITなので、WACOM『BAMBOO Smart for select tablets and 2-in-1 convertible devices』などが使えるようです。

そして、feelITということはWACOMのドライバが使えるので、WinTab APIを利用するアプリケーションでも筆圧感知を使うことが可能です。

キーボードの話

JIS配列でよい場合は日本で販売されているPortfolio Keyboardを買えばよいのですが、ぼくのようにASCII配列が必要だと日本以外のルートから入手する必要があります。ぼくは中国で手配しました(中国語キーボードはASCII配列ベースです)。

ただ、日本を除くとタブレットというのは本当に入力用途では使われていないので、そもそも店頭で売られていないことが大半です。ぼくも何週間待たされるのか正直分かりません。

届くまでの間はBUFFALO『BSKBB24』を使っています。

電源の話

ちょっと難しくて、純正アダプタとケーブル以外を選ぼうとすると、ACアダプタ・USB-CケーブルともにPD (Power Delivery)対応でないと電力供給できません。特にケーブルは表記がないことが多いので注意が必要です(目安として1mあたり1,000円くらい出せばPD対応のことが多いようです)。

ACアダプタはApple『USB-C 29W 電源アダプタ』が使用できます。このアダプタは14.5V*2A=29Wなので、Huawei純正アダプタの12V*2A=24Wを上回る能力がありますので利用が可能です。

で、ぼくはケーブルも確実にPD対応となるApple『USB-C 充電ケーブル 2m』を買いました。2mだと長いんですが、家で使う用途なら許容できるかな、と…… MacBookを持ってもいないのにMacBookの充電環境が揃っていく。

電源といえば、ぼくの使い方だと実働時間は7時間を超える(8時間に近い)感じです。さすがにHaswellよりはだいぶ持つ。

Atom Z4ケタ台と比べて相当パワフルなので、PhotoshopやIllustratorを使ったちょっとした作業なんかがこなしやすくなりました。画面の広さは正義。