2018年9月3日月曜日

Huawei Mate 10 Pro (BLA-09) SoftBank 703HW

Huaweiのフラッグシップですが、この日に次期モデルMate 20の発表日が発表されるというよく分からない出来事がありました。

// 念のため補足しておきますと、Kirin 980を発表したら玉突き方式にMate 20の発表日を言わざるを得なくなったという事故です。

ソフトバンク版は、SIMロック解除遊びしたりデュアルSIM化遊びしたりできるみたい。
シングルSIM版はBLA-L09で、デュアルSIM版はBLA-L29が型番なんですが、どうもメインボードは一緒らしくてBLA-L09にもSIM2スロット自体は存在して、つまりSIMトレイと本体内蔵ファームウェアをすげ替えればデュアルSIMにできるという話っぽい。ファンキーファーウェイ。

SIMロックは、ネットワークロックではなくネットワークサブセットロックなので、SIMロック解除には(NCKでなく)NSCKが必要です。

あ、これは今朝がた見た夢のお話ですよ。

やるじゃん、Huawei!

Huawei P9を買ったときは、ゲーム性能があまりにもお粗末で糞だなーという感想だったんですが、Kirin 955 → Kirin 970とSoCが2世代違うと結構変わっていて、シェアが高まったこともあってゲーム側の最適化も進んでいて、およそゲームで困ることがなかったです。欲を言えばSamsungみたいにゲーム専用のランチャを設けて分離してほしい。

microSDスロットが欲しかった問題について

いや、たぶんいちばん多い要求だと思うんですが、本体ストレージ128GBは今となっては心許ない感もあるので、シングルSIM仕様ならSIM2の部分にmicroSD載せられたよねという気持ちが若干あります。デッドスペースになっているのでもったいない。

外見とか中身とか

ぼくのはミッドナイトブルーのほうなんですが、塗色も美しいしデザインもシンメトリックでとても美しいと思います。Huaweiのコーポレートロゴが古いので、そこだけ気になる。
EMUIというHuaweiのユーザーインタフェースは、ホーム画面(ランチャ)が使いにくくてとっつきづらいのですが、設定とかの導線自体は悪くなくて、わかりやすいと思います。テーマもきれい。

ナビゲーションバーを隠す設定にもできるんですが、単純に隠せるだけなので、隠せばXiaomiのようにiPhone Xライクに操作できるわけではありません。
ただ、隠した場合の画面占有率は本当にすごく迫力的な感覚を得ます。ノッチとか付けてる場合じゃないんだよ。

Android 8.0.0ですがセキュリティアップデートは最新に近いものが降ってくるようになっているし、結構セキュアな環境なんだと思います。

端末の認証は顔認証と指紋認証があって、どちらも高速だし実用的。あとは画面ダブルタップで起きてくれるとすごいよかった。なお一応、端末を持ち上げると起きてくれはします。

ランチャだけはどうにも馴染めなかったのでPixel 2 Launcherを入れて、Huaweiの天気時計ウィジェットを貼ろうとするとクラッシュするのでSony Clockウィジェットを入れて時計を出し、あとはフォルダを作ったりして整理することで、いつものに近い環境を得ました。

バッテリーは、大容量なこともあって1日は余裕で持ちます。QualcommのSoCではないのでQuickChargeができませんが、似たような仕組みをHuaweiの充電器で実現できます。また、USB-PDによる充電もできます。丸1日使って40%くらいバッテリーが残っている感じなので、結構戦える。

カメラ

うちのレビューとしては外せない、というところはあるのですが、至ってスタンダードになってしまったデュアルカメラ(背景ぼかし系)なので、なんとも言い難いですね。
LEICA SUMMILUX-H 1:1.6/27 ASPHなので、SUMMARIT-HだったP9よりレンズの格は上がってる。もちろんF値も2.2→1.6と大幅に上昇しているんですが、いまいち描写力には反映されていない感があります。

ただ、Kirin 970はAI-enabledなNPUでもあるので、被写体とシーンの判別をAIで行っていて、だいたい適切な事例を提案してくれます。猫が写っていれば猫を撮るモードに設定してくれる。

背景ぼかしはそろそろもういいと思うので、トレンドの望遠レンズを入れてくれればいいなーと思っていたら、Mate 20 Proはそのような方向性も入るっぽいですね。

むしろ、アウトカメラよりもインカメラの性能向上が目覚ましいのは昨今のセルフィ情勢によるところもありますが、これを活かした顔認証の速さは特筆しておきたいです。本当に一瞬で認証される。

便利機能

端末上辺に赤外線リモコンがついていて、スマートリモコンになるのは結構便利な機能です。最近は赤外線の付いたスマートフォンが少なくなったので、あまり見かけなくなった機能ですね。

カメラで写したものを翻訳する機能なんかもありますが、これはだいたいの各社フラッグシップにはある機能ですね。

総評

Leicaブランドの威を借りていた感が否めなかったP9と比べると、Kirin 970という自社開発SoCの強みをうまく活かしたモデルに仕上げられるようになったなという感想です。
トレンドの機能を意欲的に取り込んで、ただ真似した感じに仕上げるだけなら日本メーカーがいくらでもやっていますが、Huaweiはきちんと独自路線を歩み始めていると思いました。

注文をつけるなら、純正ケースなどのサプライは日本でもきちんと扱ってほしいと思います。日本のHuaweiはとにかくサプライ品に関しての扱いが軽すぎて、MateBookのペンのペン先(消耗品)ですらろくに買えません。携帯電話もケースは付属のケースくらいしかないので、もっとちゃんと他国で売っているものを充実させてほしいですね。