2018年3月15日木曜日

Apple iPhone X A1902 (Space Gray)

いわゆる〝国内版SIMフリー〟のiPhone Xを買いました。うっかりの画面損傷時が修理費鬼高いので、AppleCare+ for iPhoneも付けた。

小さい電話機としてGalaxy S8の小さいほう(無印)が欲しかったのですが、全然売ってないのと、売ってないうちにS9が出てしまったのでS9のピンクや赤が出るのを待とう、みたいな気持ちになりました。

で、S8と同じ5.8インチのiPhone Xです。元々S8を最初のころ使っていたので、大きさ的には慣れた大きさ。ただ、iPhone Xわりと分厚いですね。
純正のレザーフォリオを使っていますが、これは赤かと思ったら〝ベリー〟という色で、ちょっと赤紫がかった赤です。ポケットがいっぱい付いていて便利。

たとえiOSからの移行だとしても、iPhone Xでは結構大がかりに操作体系が変わるので慣れられるかなと最初思ったけど、自然に指が動く感じでさすがによく練り込まれたUXだなと思いました。といってもiPhone 7は1年半くらいSuicaとしてしか使っていなかったので、iOS 11は事実上の初体験と言っても過言ではありません(iPod touch 6thで使っていた程度)。

動作速度なんかは申し分なくて、結構ガンガンWebGLなんかを使うようなブラウザゲームでも至極快適に動作します。Microsoft LumiaのEdge Mobileもこれくらい頑張ってほしい。

ホームボタンがなくなったことで、画面下からのスワイプで各種動作ができますが、これがとてもよくて物理ボタンとか糞だと思いました。iPodにもこういう操作あったわけだし、もっと早くに実現されているべきだった。

そういえば、ホームボタンがなくなったのに加えて、実はスリープボタンもなくなっていて、右サイドにある〝スリープボタン〟っぽいボタンは実はサイドボタンです。なので、App Storeの購入時に確認のためにダブルクリックとかさせられる(ホームボタンに指を置くという明示操作がなくなったためと思われる)。Siriもここから起動する。

で、ホームボタンに指を置く代わりのFace IDですが、この手の認証系では最後発ということもあって、さすがによく出来ています。認証も速いし斜めからでも認識されるし歩いていても暗くても大丈夫。LumiaのWindows Helloは割と時間がかかるし、Galaxyの虹彩認証はメガネがあるとダメだし、そういう制約がいっさいなくて一瞬で認識されるのはすごい。

Androidで使っていたほぼすべて(※DMM.GAMESを除く)のアプリが移せそうだったので、調子に乗って全部移行してしまいました。Samsungの『S Health』なんかもちゃんと用意されてるのね(Gearがあるので当たり前ではあった)。ファイルシステムに直接アクセスできるというAndroidの自由度は大きなメリットではあったけど、その利便性を上回る快適度がiPhone Xにはあると思いました。

そうそう、iPhone XはUSB-Cの規格のひとつである『USB-PD』(PD)に対応しています。PDを使うと30分で50%充電できるような、いわゆる急速充電ができます。MacBook用のUSB-C 29W ACアダプタとUSB-C to Lightningケーブルが必要です。
通常のUSB-C to USB-Cな(MacBook用)ケーブルにUSB-C to Lightningの変換アダプタを付けても行けていますが、自己責任で(追記: iOS 11.3で行けなくなりました)。

無線充電のQiにも対応していますが、実質的に上位規格となっているPMAには対応していません。とはいえ、充電速度は遅いもののケーブルレスでも充電できるのはメリットが大きいです。充電環境に関してかなり柔軟であることもiPhone Xの魅力のひとつだと思いました。

本当に予想していなかったことなんだけど、思っていた以上に使っていて快適で気持ちいいUIなので、しばらく運用のメインに据えてみようと思います。