2017年6月19日月曜日

Samsung Galaxy S6 edge+ DUOS SM-G9287C

ファブレットは今までHTC Butterfly 3 B830xを使っていたのだけど、画面の広さとかスペック的な限界値をちょいちょい感じるようになってきたので、乗り換え先。
いえね、そもそも最初からGalaxy S8+を買えばよかったんだよなとはずっと思っていて、S8は本当に小さい。小さいこともいいことなんですが、ファブレットは用途が違う。

そんなときに確かにデザインはGalaxy S6 edgeだけどなんか妙に大きい気がして、Galaxy S7 edgeと比べてもでかくて、アレッてなったやつを最終的に買いました。名前はGalaxy S6 edge+でした。たぶん、外人がよく持ってる妙にでかい日本では見たことないGalaxyの数割はこれなんだと思う。あと、〝edge+〟はこの世代にしかなかったっぽい(S7にはない)。

DUOSなのでデュアルSIM対応ですが、残念ながらDSDSできる世代ではないです。2G+4G。Exynos 7420 Octa-coreなので、SoC的に非対応ですね。DSDS対応はGalaxy S7から。だけど、S7はデザインあんまり好きじゃない。

5.7インチのAMOLEDは2560x1440の、いわゆる2Kパネル。横画面だと本当にパネルを持っているみたいな超狭額縁です。まあS8の画面占有率には負けるけど。
ちょうど、縦に表示できるコンテンツの量がS8とだいたい一緒(S8はナビゲーションバーのぶん狭い)で、横に表示できる量が多いという感じ。

Butterfly 3と比べると、本体のサイズ感はほぼ同じで画面を超狭額縁にしたという感じ。Butterfly 3は縁が太くて画面下のロゴの部分がデッドスペースになっていた。VAIO Phone Biz/Aのように縁が異様に太いタイプの電話機と比べると、サイズは完全に勝っていてS6 edge+のほうがより小型です。〝ファブレットは画面が大きくても持ちやすくなければ意味がない〟という点をよく理解した商品だと思います。なお、HTC U11もほぼ同じ大きさです。

edgeファミリなので画面の両端が丸まっています。ガラスとフレームが接合される末端あたりは結構尖っていて刺さる感覚が味わえる。でも、エッジがあることでできることが広がっているのでこういうところはあまり気にならない。

MADE IN VIETNAMで、何でもかんでもKOREAじゃないんだなーという気持ち。ちなみにCが付くモデルはタイやマレーシアやフィリピンなどに供給されているモデル。NTCの認証マークが入っているので、フィリピン版(Open Line)だと思います。

Android バージョンは7.0。セキュリティパッチは6月中旬の段階で2017-05-01が載っているので、割とこまめにアップデートが来ているようです。定番のSAMMOBILEを見ても約1ヶ月おきにアップデートがあってすごい。Samsung昔からセキュリティ周りは大変まじめに取り組んでるよね。

https://www.sammobile.com/firmwares/galaxy-s6-edge/SM-G9287C/XTC/

メモリが4GBあるので、かなりアプリを溜め込んでも落とされない。自分でちょいちょい要らないタスクを落としていく作業が必要。動きが何もかもよくて、昔のSamsungはもっとゴテゴテだったよな…… と思いますね。

S8との差異に躓く

ホーム画面がS8とはちょっと使い勝手違っていて、昔ながらのアプリ一覧ボタンを押すタイプなんだけど、この方式は面倒なのでS8のホーム(とBixby)を入れた。これは普通に動いて感動。

ちなみに、S8のテーマを動かそうとすると〝体験版〟という扱いになってしまって5分くらいで戻されてしまうので、以下のようなアプリを使って com.samsung.android.themecentercom.samsung.android.themestore を無効化する必要がある。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mlsplit.samsungservice
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ospolice.packagedisablerpro

あと、AOD (Always-On-Display)も欲しかったんだけど単純移植では動かないっぽいので、『Always On AMOLED』というアプリを入れて偽画面を作った。

ケースとかフィルムとか

もう古い機種なので、入手難度は上がりつつあって、ケースは米国から純正のS-View Flip Coverを輸入しました。ガラスフィルムは中国でNillkinの表用(クリア)と背面を買ったのだけど、背面は出荷前検品で割れているという不具合が見つかって返金されてしまい、表側しか発送してもらえなかった。とりあえずダイノックフィルムを貼って、ちゃんとしたガラスフィルムが見つかるの待ちという感じです。

本体色が結構きれいなので、それを活かせるガラスフィルム運用がいちばんよさそうではある。

使い勝手とかgood things/bad thingsとか

使い勝手としては、もうS8と大して変わらないです。カメラはAFが若干遅いのと迷いやすい。これはサブピクセルが0.7%とかだからで、サブピクセル100%あるS8と比べてはならない。出てくる画像は非常によく似た傾向の画像です。

画面が大きいぶん、検索や読み物に関してはS8よりこちらのほうが絶対的に便利で、パフォーマンス不足も感じない。画面の大きさ・高精細さは5.5〜5.7クラスでは抜きん出ているので、情報量の多いデータを表示したときに画面サイズが最高に活きます。

バッテリー稼働時間が6時間とかで明らかにおかしいので、これは電池の寿命だなと思って代替バッテリーを探したんだけど、日本国内には在庫あるところないし、中国からは日本へリチウムイオンバッテリーを送れないのでルートがないし、結局米国で日本に発送してくれる業者を探して頼むことにしました。絶対中身は中華なのに……