2018年7月10日火曜日

Lenovo ThinkPad X100e (Type 3508)

AMD Athlon Neo MV-40という、Intel Atom対抗のプロセッサを積んでいた古のThinkPadです。AMDプロセッサにおけるChrome OSの現状を知りたくて買いました。ネットブックより大きくUltrabookほど薄くない、いわゆる“CULV”なノートPCのサイズ感です。

メモリをPC2-5300 4GB (2*2GB)にして、SSDをSamsung 850 EVOとちょっと贅沢してCloudReadyをインストールして、初めてこれが64ビットプロセッサであることに気が付きました。64ビットのシングルコアです。HTみたいなのもありません。

OSとしてはふつうに動くのですが、スタンバイからの復帰がうまく行きません。まあ、Intelと違って何らかの不具合は出るとは思っていた。
あと、これは個体差かもしれませんが、CPUファンをPerformanceモードにしておかないとハングアップしやすい気がする。

まあ、いくつか制約事項として受け入れれば、Chrome OSは起動も速いし充分実用的な速度で動作するので、ギリギリ現役クラスで最小フットプリントのThinkPadを、という場合には使えるかもしれません。

デザインがとてもClassic ThinkPad然としていて、四角い箱にモニタとキーボードを収めました感がとてもバランスよく表現されています。ThinkPad 220などを思い出します。
現代のパココンと比べると重量1.5kgと重いので、3セルバッテリーにして重量を減らしたいものですが、古のマシンなのでもうバッテリーが売られていません。日本では6セルバッテリー以外出荷されなかったことも影響しているようです。9セルというトチ狂った拡張バッテリーもあったようです。

同じボディの後継機、X120e (※日本未発売)がeBayにちらほら出ていて、その中には3セルバッテリーのものがあるので、そちらでの検証も込みで買ってみようかなあと思案中です。